国際

ゼレンスキー大統領 前線の状況 “こう着しているとは思わず”

反転攻勢を続けるウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカメディアの取材に応じ、前線の状況について「こう着しているとは思わない」と述べたうえで、冬が迫る中、防空システムや無人機などさらなる軍事支援を求めました。

ウクライナ軍参謀本部は6日、前日の5日には44回の戦闘が起きたとし、ウクライナ東部と南部での戦況については「依然として厳しい」と発表しました。

そのうえで、東部ドネツク州のアウディーイウカ周辺や南部ザポリージャ州のロシア軍の拠点ベルボベの北西部などではロシア軍による攻撃は失敗したと指摘しました。

一方、ロシア国防省は5日、東部や南部でウクライナ軍の攻撃を撃退し、東部ドニプロペトロウシク州のウクライナ軍の飛行場を攻撃し、倉庫を破壊したと発表しました。

こうした中、ゼレンスキー大統領はアメリカのNBCテレビの取材に応じました。

5日に公開されたインタビューでは、ウクライナ軍の総司令官が戦況をめぐり「こう着状態に陥る段階だ」などと指摘したことについて質問されると、ゼレンスキー大統領は「厳しい状況にある」とする一方「こう着しているとは思わない」と否定しました。

そのうえで、ゼレンスキー大統領は「冬は非常に困難な時期だ」としロシア軍によるインフラ施設などへの攻撃に対抗するため防空システムや無人機などのさらなる軍事支援を欧米各国に求めました。

そして、「ロシアはわれわれを皆殺しにすれば、NATO=北大西洋条約機構に加盟する国々を攻撃するだろう。その代償はさらに高くつく」と述べて支援の必要性を訴えました。

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