【詳細】日本シリーズ 第6戦 阪神負け3勝3敗に 関西各地の動き

59年ぶりの“関西対決”となった日本シリーズ。

阪神が日本一に王手をかけて行われた第6戦は、オリックスの山本由伸投手が完投勝利をあげ、対戦成績は3対3となりました。

5日の第7戦で日本一が決まります。

関西各地の各地では両チームのファンが試合を見ながら声援を送りました。
また、大阪・ミナミの道頓堀では大きな混乱はありませんでした。

【21:30すぎ】最終戦で“アレのアレを”

大阪・北新地の居酒屋では、試合が終わると集まった人たちが悔しそうにしていました。

ファンのひとりは「あす、アレのアレを」と話し、第7戦での阪神勝利を信じて、エールを送っていました。

【21:30ごろ】試合終了 道頓堀に混乱なし

大阪・ミナミの道頓堀では、阪神のユニフォームを着たファンの姿も見られましたが、大きな混乱はありませんでした。

【20:20すぎ】オリ追加点で3点差 「逆転するぞ」と乾杯

阪神ファンが集まる大阪・北新地の居酒屋では、試合中盤も熱い声援が送られています。

5回裏、オリックスの紅林選手にホームランを打たれ、3点差とされた場面では、ファンが頭を抱えて悔しがる姿がみられました。

その後、阪神の攻撃を前に「逆転するぞタイガース」と3回声をあげ、逆転を祈って乾杯していました。

【19:30】道頓堀に大きな混乱なし

試合開始からおよそ1時間がたちましたが、午後7時半現在、大阪・ミナミの道頓堀は大きな混乱はなく、ふだんと同様に多くの人が行き交っています。

【18:30~】居酒屋からも熱い声援

阪神のグッズや選手のサインなどが並び、多くのファンが集まることで知られる大阪・北新地の居酒屋「まこっちゃん」では、試合開始前から店いっぱいのおよそ20人が詰めかけました。

試合開始を前に店のマスターが「日本一目指して熱い声援を送りましょう」と呼びかけ、全員で乾杯しました。そして、午後6時半に試合が始まるといずれも緊張した面持ちで中継の映像を見ていました。

そして、2回表。阪神がノイジーのソロホームランで先制すると、集まった人たちは万歳をして、喜んでいました。

【18:00ごろ】道頓堀 警察が警戒始める

9月14日に阪神がリーグ優勝した際、ミナミの道頓堀川にかかる戎橋の周辺には多くの人が集まり、バンザイをしたり「六甲おろし」を合唱したりして優勝を祝ったほか、26人が川に飛び込みました。

こうした状況を踏まえて、大阪府警察本部は阪神が日本一になった場合も、事故やトラブルを防ぐため、リーグ優勝時と同じ規模のおよそ1300人の態勢で警戒にあたることにしています。

現場では午後6時すぎ、機動隊の車両が到着し、警察官が警戒を始めました。

このあと戎橋では、両端に設置されているスロープへの立ち入りを規制するとともに、混雑の程度に応じて3段階に分けて通行規制を行う予定です。

また、いわゆる「DJポリス」と呼ばれる機動隊員を配置したり、戎橋の西側にある道頓堀橋に歩行者が立ち止まらないよう周囲の視界を遮るシートを設置したりするということです。

一方、オリックスが日本一になった場合、警察はことしのリーグ優勝時に道頓堀周辺の混雑はなかったなどとして、10分の1以下の100人余りの態勢で警戒することにしています。

【17:00ごろ】“虎”まつる神殿で日本一祈願 滋賀 長浜

滋賀県長浜市のJR虎姫駅にある虎をまつった神殿、「虎神殿」では、地元の阪神ファンたちが、38年ぶりの日本一を祈願しました。

長浜市のJR虎姫駅には、阪神タイガースにあやかって町おこしをしようと、周辺の商店街が20年前に作った虎をまつったユニークな神殿、「虎神殿」があり、ファンからは「タイガースの勝利の女神」と親しまれています。

阪神タイガースの日本一がかかる試合開始を前に38年ぶりの日本一を祈願しようと、きょうは地元の子どもや大人たち、あわせて20人以上が神殿の前に集まりました。

そして、神殿に向かって全員で拍手と礼をして日本一の祈願をしたあと、「エイエイオー」と雄叫びを上げていました。

神殿を管理している多賀冨美男さんは「みんなで祈願したので、選手の皆さんに通じたと思います。きょうはなんとか勝って38年ぶりの日本一を勝ち取って欲しい」と話していました。