都内のイスラエル大使館周辺で文化人らが停戦を求め抗議活動

イスラエル軍がガザ地区への攻撃を強化する中、都内のイスラエル大使館の周辺では、文化人たちの呼びかけで攻撃を直ちにやめるよう訴える抗議行動が行われました。

ルポライターの鎌田慧さんや、評論家の佐高信さんなどが呼びかけた抗議行動は東京 千代田区のイスラエル大使館の周辺で行われ、主催者側の発表でおよそ1600人が参加しました。

この中で、呼びかけ人の鎌田さんは「子どもを含めてたくさんの人が亡くなっている状況を見て、何もしないわけにはいかない。攻撃を止めさせ、1人でも多くの命を救うために停戦を求める思いを届けなければなりません。一緒に行動しましょう」と訴えました。

また、呼びかけ人の1人で作家の落合恵子さんからの「どんなにことばを尽くしても、いかにどうこくを重ねても、奪われた命や破壊された日常はかえってきません。即刻の停戦と人質の解放に向けて、私たち市民にもできることはあると信じています」というコメントが読み上げられました。

集まった参加者たちは「今すぐ停戦」とか「パレスチナに自由を」などと大使館に向かってシュプレヒコールをあげたあと、呼びかけ人たちが大使館の前へと移動し、一刻も早く停戦することなどを求める要請文を読み上げ、抗議の意思を示していました。