フィギュア フランス大会 男子シングル前半 鍵山優真が3位

フィギュアスケート、グランプリシリーズ第3戦、フランス大会は、男子シングル前半のショートプログラムが行われ、北京オリンピック銀メダリストの鍵山優真選手が高得点をマークして3位につけました。

フランスのアンジェで始まったフィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦は、3日の大会初日は男女のシングル前半のショートプログラムなどが行われました。

男子シングル前半のショートプログラムでは、日本から、去年の北京オリンピックで銀メダルを獲得した鍵山選手など3人が出場しました。

鍵山選手は去年7月に痛めた左足首のけがから、2シーズンぶりにグランプリシリーズに復帰し、冒頭の4回転サルコーを鮮やかに決めました。

その後、ルッツとトーループの3回転の連続ジャンプとトリプルアクセルも危なげなく着氷させて、最後まで安定感のある演技を見せました。

鍵山選手は97.91の高得点をマークし、3位につけました。

このほか日本勢は、島田高志郎選手が79.30で8位、片伊勢武アミン選手が76.27で10位となっています。

首位は今シーズンのグランプリシリーズ初戦で優勝を果たしたアメリカのイリア・マリニン選手で、101.58をマークしました。

男子シングル後半のフリーは4日に行われます。

女子シングル前半 住吉りをん 5位

女子シングル前半のショートプログラムでは、20歳の住吉りをん選手が5位につけました。

グランプリシリーズ2シーズン目の挑戦となる住吉選手は、冒頭のジャンプでは着氷が乱れたものの、次のフリップとトーループの3回転の連続ジャンプを伸びやかに決めました。

その後も安定感のある演技を見せ、61.72をマークして、日本勢トップの5位につけました。

また、去年の北京オリンピックで5位に入ったあと、右足ひ骨の疲労骨折の影響で10月以降の試合をすべて欠場し治療に専念してきた、樋口新葉選手が、2シーズンぶりにグランプリシーズに復帰し60.29で6位となっています。

18歳の千葉百音選手は56.59の9位でした。

女子シングルの後半のフリーは4日に行われます。