商業施設運行「買い物バス」 林に突っ込み10人搬送 石川 輪島

2日午後、石川県輪島市で商業施設が運行している「買い物バス」が道路脇の林に突っ込み、運転手と乗客合わせて10人が病院に搬送され、手当てを受けています。

2日午後3時すぎ、石川県輪島市門前町栃木で、地元の商業施設が運行する「買い物バス」がT字路の交差点を越えて奥の林に突っ込んだと消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、バスには運転手と70代から90代の乗客9人の合わせて10人が乗っていて、全員が病院に搬送され手当てを受けています。

搬送時、いずれも意識はあったということです。

商業施設によりますと、バスは自力で商業施設に行くのが難しい高齢者などを支援しようと運行しているもので、事故当時は買い物などを終えた人を乗せていたということです。

乗客から連絡を受けて現場に駆けつけ消防に連絡したという女性は「頭をぶつけたり打ったりしている人がいるということで、119番通報しました。1人は担架で運ばれましたが、残りの人は歩いているようでした」と話していました。

バスが林に突っ込んだ現場では、2日午後5時半ごろ、重機を使ってバスの引き上げ作業が行われていました。

警察が事故の詳しい状況を調べています。