元葬儀会社建物でひつぎ2つに2人の遺体 “別業者が安置所に”

1日、愛知県岡崎市で、葬儀会社が以前使っていた建物に置いてあった2つのひつぎの中から高齢とみられる男性2人の遺体が見つかりました。葬儀会社を経営していた男性は、取材に対し「知人の別の葬儀業者が、数年前から遺体の安置場所として使っていた」などと説明していて、警察は火葬する前の遺体の管理に問題がなかったか調べています。

1日午前、愛知県岡崎市六名本町にある葬儀会社が以前使っていた建物に置いてあった2つのひつぎの中から、2人の遺体が見つかりました。

警察によりますと、遺体はいずれも高齢の男性で目立った外傷はなく、死後、時間がたっているとみられるということで、警察は身元の確認を進めています。

葬儀会社を経営していた男性は、2日、取材に対し「知人の別の葬儀業者が、数年前から遺体の安置場所として使っていた」などと説明しました。

2人の遺体が見つかったあと、業者から「火葬する前に行政から預かった遺体だ」などと説明を受けたということです。

一方、この業者は取材に対し「警察の事情聴取にもすでに答えていて、話すことはない」などとしています。

警察は火葬する前の遺体の管理に問題がなかったか調べています。