佳子さまの搭乗便 トラブル相次ぐ ペルー公式訪問の日程へ影響

秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さまは、日本との外交関係樹立から150年の節目を迎えた南米のペルーを公式訪問するため、1日、日本を出発し民間機を乗り継いで現地に向かわれていますが、経由地のアメリカからペルーに向かう便が機材トラブルなどのため2度にわたって欠航するなどしました。
ペルー到着は予定より1日遅れ、公式訪問の日程への影響が避けられない見通しで、宮内庁が外務省や相手国などと調整を進めています。

佳子さまは、1日午前10時半ごろ、ペルーを公式訪問するため民間機で羽田空港を出発されました。

日本時間の1日夜11時前に、経由地のアメリカ・ヒューストンの空港に到着し、2日朝7時すぎに、ペルーの首都リマに向かう便で出発されましたが、この便は飛行中にレーダーに不具合があることが分かったため、元の空港に引き返しました。

佳子さまは、午後0時半ごろに飛び立つ予定の別の飛行機に改めて搭乗されましたが、この便も離陸前にトラブルが発生し、そのまま欠航となりました。

当初の予定では、現地時間の1日深夜、日本時間の2日午後1時前にペルーに到着し、翌日から外交関係樹立150周年の記念式典などの公式行事に臨まれる予定でした。

佳子さまは、空港近くのホテルで1泊したあと、日本時間の3日午前にヒューストンを出発する便でペルーに向かわれることになり、公式訪問の日程への影響が避けられない見通しだということで、宮内庁が外務省や相手国などと調整を進めています。