トヨタ22車種 ダイハツ6車種でリコール 燃料ポンプ不具合で

燃料ポンプの不具合でエンジンが止まるおそれがあるとして、トヨタ自動車が22車種で、およそ33万台、ダイハツ工業が6車種で、およそ27万台のリコールを国土交通省に届け出ました。

リコールの対象になったのは、2017年7月から2020年1月までに製造された
▼トヨタの「ノア」や「ヴォクシー」、「ハイエース」などと、
▼トヨタが製造し、マツダが販売した「ボンゴブローニイバン」、合わせて22車種、32万8000台余りです。

国土交通省によりますと、これらの車では燃料ポンプ内の部品が変形してポンプが動かなくなり、最悪の場合、走行中にエンジンが止まるおそれがあり、これまで事故は起きていませんが、エンジンがかからないなどの不具合の報告が301件あるということです。

トヨタなどは2日から、全国の販売店で無料で部品の交換を行うとしています。

また、2018年4月から2019年5月に製造された
▼ダイハツの「トール」などと、
▼ダイハツが製造し、
▽トヨタが販売した「ルーミー」や「パッソ」など、
▽SUBARUが販売した「ジャスティ」、合わせて6車種、およそ26万9000台余りも同じ、燃料ポンプの不具合でリコールの対象になっています。

これらの車でもこれまで事故は起きていませんが不具合の報告が356件あるということで、ダイハツなどは準備ができ次第、全国の販売店で無料で部品の交換を行うとしています。

このほか、交換用の燃料ポンプ合わせて3506個についてもリコールの対象となっています。