大リーグ レンジャーズがワールドシリーズ初制覇

大リーグのワールドシリーズは1日、第5戦が行われ、レンジャーズがダイヤモンドバックスに5対0で勝って対戦成績を4勝1敗とし、ワールドシリーズ初制覇を果たしました。

第5戦はダイヤモンドバックスの本拠地、アリゾナ州フェニックスで行われ、シリーズ制覇に王手をかけていたレンジャーズは0対0の同点の7回、シーガー選手のチーム初ヒットからの3連続ヒットで1点を先制し、9回にもツーランホームランなどで4点を挙げて突き放しました。

先発のイバルディ投手は、再三ピンチを招きながら6回を無失点と粘り、リリーフした2人の投手も得点を与えず、レンジャーズが5対0で勝って対戦成績を4勝1敗とし、ワールドシリーズ制覇を果たしました。

ワイルドカードから勝ち上がったアメリカンリーグのレンジャーズは、プレーオフを通じて相手の本拠地で負けなしの11連勝と強さをみせ、前身のセネタース時代を含め1961年の球団創設以来、初めて大リーグの頂点に立ちました。

同じくワイルドカードから勝ち進んだナショナルリーグのダイヤモンドバックスは、先発したギャレン投手が6回までノーヒット、無失点と好投しましたが、打線がチャンスであと1本が出ず本拠地で3連敗となり、22年ぶりのワールドシリーズ制覇を逃しました。

シリーズのMVP=最優秀選手には、攻守でチームをけん引したレンジャーズのシーガー選手が選ばれました。