楽天 田中将大 右ひじの骨のかけら取り除くクリーニング手術

プロ野球・楽天は、日米通算197勝をあげているプロ17年目の田中将大投手が右ひじの骨のかけらを取り除くクリーニング手術を行ったと発表しました。

田中投手は、プロ17年目の今シーズン、開幕投手を務めて勝利をあげましたが、その後は安定して勝ち星を重ねられず、24試合すべてに先発登板したものの7勝11敗で防御率は4.91、日米通算で197勝となっています。

こうした中、球団は1日、田中投手が10月下旬に神奈川県内の病院で右ひじの骨のかけらを取り除くクリーニング手術を受けたと発表しました。

球団によりますと、田中投手は復帰までに4か月ほどかかる見込みだということです。

田中投手は、大リーグのヤンキースに所属していた2015年と2019年のオフにも同様の手術を受けています。

田中投手は、YouTubeに動画を投稿し、「来シーズン、万全の体調で入るためにクリーニング手術を受けた。順調にいけば、春のキャンプが始まる頃には何の制限もなく練習メニューを消化していけると思う。慌てずリハビリをして状態を上げていきたい」とコメントしていました。

また、今江敏晃監督は、田中投手について、「今回の手術は来シーズンに向けたものなので開幕に間に合えばいちばんだし、もし間に合わなくても自分の力を出せる状態に持ってきてくれればいい。田中投手の力は必要だ」と話していました。