葬儀会社が使っていたか 建物内のひつぎ2つから2人の遺体 愛知

11月1日午前、愛知県岡崎市で、葬儀会社が以前使っていたとみられる建物にあった2つのひつぎの中から、2人の遺体が見つかりました。遺体はいずれも男性で、死後時間がたっているとみられ、警察が身元の確認を進めるとともに詳しいいきさつを調べています。

警察によりますと、午前10時すぎ、愛知県岡崎市六名本町で、「出入り口が開いている建物がある」と、近所で働く女性から警察に通報がありました。

建物は葬儀会社が以前使っていたとみられ、警察官が調べたところ、建物にあった2つのひつぎの中から2人の遺体が見つかったということです。

これまでの調べで、遺体は成人の男性と、年齢の分からない男性で、死後時間がたっているとみられ、警察は身元の確認を進めるとともに詳しいいきさつを調べています。

現場は、名鉄名古屋本線の東岡崎駅から1.2キロほど離れた、国道沿いの店舗が集まる場所です。

近くの人は

現場近くに住む50代の男性は、「葬儀会社は5年ほど前から閉まっていたと思う。ここ数か月の間に車がたまに止まっているのが見えた」と話していました。

また、80代の女性は「びっくりした。ここ数年は人が出入りしていない様子だった」と話していました。