ロシア軍 ウクライナ各地を夜間に攻撃 製油所が破壊され火災

ロシア軍はウクライナ各地を夜間に無人機やミサイルで攻撃し、中部ポルタワ州では製油所が破壊されて火災が起きました。ウクライナ側は本格的な冬が迫る中、防空システムの強化に向けて欧米各国に支援を求めています。

ウクライナ空軍は11月1日、ロシア軍が夜間、イラン製の自爆型無人機20機やミサイルで攻撃を行い、無人機18機などを撃墜したと発表しました。

また中部ポルタワ州の当局者は、ロシア側からの無人機による攻撃でクレメンチュクにある製油所が破壊されて火災が起きたと明らかにしました。

ウクライナのクレバ外相は10月31日、SNSで、インフラ施設が破壊されれば大きな損失になるとして、「ウクライナの防空を最大限に強化することが、資源を節約することになる。人命が救われることはかけがえのないものだ」と投稿し、防空システムの強化に向けて欧米各国に支援を求めました。

一方、ロシア軍は、東部ドネツク州のウクライナ側の拠点、アウディーイウカでも掌握をねらって部隊を増強していて、ウクライナ軍参謀本部は11月1日、「敵はアウディーイウカの包囲を諦めておらず、航空戦力を使って攻撃を支援している」と指摘しました。

ウクライナ陸軍のシルスキー司令官も10月30日、ドネツク州のバフムトでの戦闘について、「ロシア軍が防衛から積極的な攻勢へと移行した」と訴えるなど、ロシア軍が東部の各戦線で攻勢を強めているとみられます。