日本ハム エスコンフィールド北海道で秋のキャンプスタート

プロ野球、日本ハムは1日から今シーズンオープンした本拠地のエスコンフィールド北海道で、秋のキャンプをスタートさせました。

日本ハムの秋のキャンプは、例年は沖縄県で行っていますが、ことしは主力組が北海道北広島市にある新球場のエスコンフィールド北海道で、若手選手を中心としたメンバーが沖縄県国頭村で練習を行います。

2年連続でパ・リーグ最下位の日本ハムは、エラー数が「94」と12球団で最も多く、新庄監督の希望で、守備の強化をテーマにして本拠地でキャンプを実施することが決まりました。

球場では、内野でも天然芝が使われていて、打球の勢いやゴロの軌道が変わりやすく、対応も難しいとされているため、今回のキャンプでは選手たちがグラウンドに慣れることも目的にしています。

初日の1日は、守備練習だけが行われ、新庄監督が見守るなか、選手たちは投手と内野手の連係など、基礎練習を繰り返し行いました。

球場では、座席エリアが無料で開放されていて、初日はおよそ4500人が訪れ、新庄監督は「水曜日でもこれだけ多くの人が来てくれてうれしい。ファンの人たちはバッティングを見るほうが楽しいかもしれないが、内野のグラウンドに選手が慣れないと、来年に響くので、今回のキャンプは守備をメインでやりたい」と話していました。

日本ハムの秋のキャンプは、今月12日まで行われます。