中国の海洋調査船 奄美大島沖 日本のEEZで調査活動 政府が抗議

31日、鹿児島県の奄美大島沖の日本のEEZ=排他的経済水域で、中国の海洋調査船が海洋調査とみられる活動を行っているのが確認され、政府は外交ルートを通じて、中国政府に活動を中止するよう抗議しました。

外務省によりますと、31日午前11時20分ごろ、鹿児島県の奄美大島から西におよそ334キロの日本のEEZ=排他的経済水域内で、中国の海洋調査船「科学三號」が、ワイヤーのようなものを海中にのばしているのを、海上保安庁が確認しました。

外務省は、この海域での調査は日本の同意を得ていないとして、外交ルートを通じ、中国政府に対して極めて遺憾であり、活動を即時中止するよう抗議しました。