神宮外苑再開発 見直し求める国会議員連盟と都議連盟 連携確認

743本の樹木を伐採する計画となっている明治神宮外苑の再開発の見直しを求める、超党派の国会議員で作る議員連盟と、東京都議会議員の議員連盟が合同で会合を開き、計画の中止に向けて連携していくことを確認しました。

事業者が進める東京都内にある明治神宮外苑の再開発は、高さ3メートル以上の樹木743本を伐採する計画で、住民グループなどが事前の説明が十分でないことや景観への影響などを懸念し、見直しを求めています。

31日、国会内で同様に計画の見直しを求める超党派の国会議員で作る議員連盟と、東京都議会議員の議員連盟が合同で会合を開き、およそ40人が出席しました。

この中で国会議員の議員連盟の代表を務める自民党の船田 元経済企画庁長官は「再開発は環境破壊であり、日本の歴史・文化・伝統をきちんと守っていくために大事な時期なので力を合わせたい」と述べました。

また都議会議員の議員連盟の会長を務める田之上郁子 議員は「国会議員の皆さんと情報を共有し、この課題に向かっていきたい」と述べました。

会合では、計画の中止には世論を高める必要があるという認識で一致し、連携して取り組んでいくことを確認しました。