9月の完全失業率 2.6% 前月比0.1ポイント改善

総務省によりますと、9月の完全失業率は2.6%で、前の月(8月)より0.1ポイント改善しました。

総務省によりますと、先月の就業者数は6787万人で、前の年の同じ月と比べて21万人増え、14か月連続で増加しました。

このうち、女性は3065万人と16万人増え、20か月連続の増加となりました。

就業者数を業種別にみると、宿泊業・飲食サービス業や建設業などが前の年の同じ月よりも増加しています。

一方、先月の完全失業者数は182万人と、前の年の同じ月と比べて5万人減り、3か月ぶりの減少となりました。

この結果、季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は2.6%で、前の月と比べて0.1ポイント改善しました。

完全失業率が改善したのは3か月ぶりです。

総務省は「女性の正規職員数が過去最多になるなど、女性の雇用状況がよい状態が続いていることが完全失業率の改善につながっているとみられる。引き続き、雇用情勢を注視したい」としています。