インド南部 列車どうしの衝突事故 複数の車両が脱線 14人死亡

インド南部のアンドラプラデシュ州で29日夜、旅客列車どうしの衝突事故があり、複数の車両が脱線するなどして、現地の鉄道当局は、14人が死亡したとしています。

インドの鉄道当局などによりますと、南部アンドラプラデシュ州で日本時間の29日夜10時半ごろ、旅客列車に別の旅客列車が後ろから衝突しました。

この事故で複数の車両が脱線するなどして、列車に乗っていた14人が死亡し、およそ50人がけがをしたということです。

詳しい事故の状況は分かっていませんが、鉄道当局は、何らかの人為的なミスがあった可能性があるとして調べています。

総距離が6万キロを超え、世界有数の規模となっているインドの鉄道ですが、多くの死傷者が出る事故がたびたび起きていて、ことし6月には東部オディシャ州で乗客など290人余りが死亡する列車の衝突事故が起きています。