株価 一時400円以上値下がり

週明けの30日の東京株式市場、日経平均株価は値下がりしました。

▽日経平均株価、30日の終値は、先週末の終値より294円73銭安い、3万696円96銭。

▽東証株価指数=トピックスは、23.41下がって、2231.24。

▽一日の出来高は29億517万株でした。

今週 日米で開かれる金融政策決める会合が 相場を左右か

30日の東京株式市場、日経平均株価は一時400円以上値下がりしました。

先週から本格化している企業の決算発表で、自動車や電気機器関連など、業績が市場の予想を下回った企業で値下がりが目立ちました。

また、イスラエル軍が「戦争の第2段階だ」として、ガザ地区での軍事行動を拡大させていることも、投資家の心理を冷やし、株価を押し下げました。

今週は、日米で開かれる金融政策を決める会合が相場を左右しそうです。

日本では円安が一段と進み、長期金利が事実上の上限とされる1%に近づく中、日銀がどのような政策スタンスを示すかが焦点です。

一方、アメリカでは、FRBが2回連続で利上げを見送るという見方が強まる中で、日本時間の11月2日のパウエル議長の会見の内容に関心が集まっています。