社会

全銀ネット送金システム障害 NTTデータに対しても報告徴求命令

今月10日に起きた全銀ネット=「全国銀行資金決済ネットワーク」の送金システムの障害で、金融庁はシステムを開発したNTTデータに対しても法律に基づいて原因や再発防止策などの報告を求める「報告徴求命令」を出しました。

全国銀行協会の関連団体、一般社団法人の全銀ネットの送金システムで今月10日に発生した障害では、復旧までに2日かかり、500万件を超える振り込みの処理が遅れるなどの影響が出ました。

この問題で金融庁は全銀ネットに対して、法律に基づいて原因や再発防止策などの報告を求める「報告徴求命令」を出しましたが、今月27日、システムを開発したNTTデータに対しても報告徴求命令を出したことがわかりました。

今回のシステム障害は、今月9日までの連休中に基幹システムと各金融機関をつなぐ中継コンピューターを更新した際に発生し、全銀ネットとNTTデータは、障害の原因などについて来月末までに金融庁に報告するとしています。

NTTデータグループは「システム障害により、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。今回の障害が日本の決済基盤を揺るがす重大トラブルであることを重く受け止めます」などとコメントしています。

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