全日本大学女子駅伝 名城大 最多7連覇 3区でトップに 逃げきる

全日本大学女子駅伝が仙台市で行われ、3区でトップに立った名城大が、外国人留学生を擁した大東文化大や立命館大を振り切り、史上最多となる7連覇を果たしました。

ことしで41回目となる大会は6区間のうち4区間でコースが変更され、合計38キロで争われ、全国から25校と、オープン参加の東北学連選抜の合わせて26チームが出場しました。

レースは1区で立命館大の3年生、村松灯選手がトップに立ち、2区でも1年生の太田咲雪選手が区間賞を獲得してトップを守ってたすきをつなぎました。

7連覇を目指す名城大は、3区で2年生の石松愛朱加選手が立命館大をかわしてトップに立ち31秒差をつけると、続く4区でもトップをキープしてたすきをつなぎました。

各校のエースがそろう最長9.2キロの5区では、トップから1分13秒差でたすきを受けた大東文化大の1年生、サラ・ワンジル選手が圧倒的なスピードで4位から2位に順位を上げ、トップの名城大に15秒差に迫りました。

それでも名城大は、最終6区で3年生の谷本七星選手が区間賞の走りで逃げきり、2時間4分29秒のタイムで史上最多の7連覇、通算8回目の優勝を果たしました。

2位には52秒差で大東文化大が入り、3位は同タイムで立命館大でした。

4位は城西大、5位は日体大、6位は大阪学院大、7位は関西大、8位は東北福祉大が入り、8位までが来年の大会の出場権を獲得しました。