北海道知事 クマ増加“保護重視の状況に変化 積極的に駆除”へ

クマによる被害や目撃情報が相次ぐ中、北海道の鈴木知事は個体数が増えていて保護を重視する状況に変化が生じているとして、今後はクマの駆除に積極的に取り組む必要があるという認識を示しました。

北海道内のヒグマの数は、令和2年度の推定で1万1700頭と、この30年で倍増していて、各地でクマによる被害や目撃情報が相次いでいます。

これについて北海道の鈴木知事は、27日の記者会見で「ヒグマの個体数そのものが増え、保護してきたこれまでとは背景となる状況が変わってきている。今までとは違った形で取り組んでいかなければいけない」と述べ、今後はクマの駆除に積極的に取り組む必要があるという認識を示しました。

そのうえで、鈴木知事は、国がクマの捕獲費用などを補助する緊急支援を実施する方針を示したことを受けて、26日に環境省に対し、ハンターの支援制度を創設して出動経費や報酬を支払うことや、冬眠中のクマなどを駆除する「春期管理捕獲」を拡大するため、ハンターの育成支援に取り組むことなどを要請したと明らかにしました。