ことし5月から9月の熱中症搬送は9万1467人 過去2番目

ことし5月から9月までに熱中症で搬送された人数は、全国で9万1000人余りと過去2番目に多く、北日本では去年の2倍以上にのぼったことが総務省消防庁のまとめで分かりました。

総務省消防庁によりますと、ことし5月から9月にかけて熱中症で搬送された人は全国で9万1467人で、統計を取り始めた2008年以降、2018年の9万5137人に次ぐ多さとなりました。

このうち、搬送後最初に行われた診断で死亡が確認されたのは107人で、重症が1889人、中等症が2万7545人、軽症が6万1456人でした。

年齢別では65歳以上の高齢者が5万173人と半数あまりを占め、次いで、18歳以上65歳未満が3万910人、7歳以上18歳未満が9583人、7歳未満が801人となっています。

場所別では、住居が3万6541人と最も多く、全体の4割近くを占め、次いで道路が1万5186人、屋外の駐車場や競技場などが1万1742人でした。

この夏は青森県で初めて38度を上回ったほか、札幌市では過去最高の36.3度を観測するなど北日本でも暑さが際立ち、これに伴って搬送者も1万2032人と去年(5512人)の2倍以上にのぼりました。

総務省消防庁は「全国的に暑い日が続いたので熱中症の搬送者数も多い日が続いた。来年に向けて厳しい暑さに慣れていない北日本での熱中症対策の普及や啓発をこれまで以上に進めていく」と話しています。