新型コロナ 平均患者数は前週比0.86倍 引き続き感染対策を

新型コロナウイルスの全国の感染状況は、10月22日までの1週間では、1つの医療機関当たりの平均の患者数が3.25人で、前の週の0.86倍となっています。
厚生労働省は「7週連続で減少しているものの引き続き感染対策は続けてほしい」としています。

厚生労働省によりますと、10月22日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から2512人減って1万6075人となりました。

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は3.25人で、前の週の0.86倍となりました。

前の週から減少が続くのは7週連続となります。

都道府県別では多い順に
▽北海道が6.79人
▽長野県が5.17人
▽福島県が4.93人
▽山梨県が4.63人
▽石川県が4.38人などとなっていて、
7つの道と県で前の週より増加しています。

また、10月22日までの1週間に、全国およそ500の医療機関から報告された新たに入院した患者の数は1138人で、前の週と比べて133人の減少でした。

厚生労働省は全国の流行状況について「新型コロナの患者数は7週連続で減少し、新たに入院した患者も減少傾向であるが、例年、冬になるとコロナの感染が拡大傾向にあることから引き続き感染対策は続けてほしい」としています。

1医療機関当たりの平均患者数(都道府県別)

▽北海道は6.79人
▽長野県は5.17人
▽福島県は4.93人
▽山梨県は4.63人
▽石川県は4.38人
▽群馬県は4.37人
▽和歌山県は4.24人
▽愛知県は4.08人
▽岐阜県は4.05人
▽富山県は4.0人
▽岩手県は3.95人
▽茨城県は3.94人
▽香川県は3.85人
▽栃木県は3.78人
▽新潟県は3.7人
▽沖縄県は3.7人
▽宮城県は3.56人
▽愛媛県は3.54人
▽秋田県は3.44人
▽静岡県は3.44人
▽埼玉県は3.35人
▽兵庫県は3.31人
▽京都府は3.22人
▽山口県は3.16人
▽千葉県は3.11人
▽佐賀県は3.08人
▽岡山県は3.04人
▽鳥取県は2.86人
▽滋賀県は2.85人
▽奈良県は2.76人
▽青森県は2.72人
▽広島県は2.71人
▽熊本県は2.65人
▽高知県は2.61人
▽鹿児島県は2.55人
▽大阪府は2.53人
▽徳島県は2.49人
▽山形県は2.44人
▽長崎県は2.44人
▽宮崎県は2.41人
▽三重県は2.31人
▽福井県は2.31人
▽大分県は2.29人
▽福岡県は2.29人
▽神奈川県は2.19人
▽東京都は2.11人
▽島根県は1.87人