オリックス1位指名 横山聖哉選手(上田西)“期待に応えたい”

プロ野球のドラフト会議でオリックスから1位指名を受けた上田西高校の横山聖哉選手が27日、球団から指名のあいさつを受け「プロ入りの実感がわいてきたので期待に応えたい」と意気込みを語りました。

横山選手は高校通算で30本のホームランを打った長打力と、強肩を生かしたショートの守備が持ち味の右投げ左打ちの内野手で、26日のドラフト会議ではオリックスから1位指名を受けました。

27日はオリックスの福良淳一ゼネラルマネージャーら3人が上田市内の学校を訪れ、横山選手に指名のあいさつを行いました。

福良ゼネラルマネージャーは「走攻守の三拍子がそろう、これだけスケールの大きな選手は出てこない。チームの中心選手になれるだけの力がある」と、横山選手の能力を高く評価しました。

これに対し横山選手は「プロ野球選手になるという実感がだんだんわいてきた。日本一のチームからいろいろなものを吸収したいし、期待に応えたい」と意気込みを示しました。そのうえでオリックスが28日から日本シリーズを戦うことについては「チームの戦い方などを学べるいい機会になると思う」と話しました。

また、28日で18歳になることに触れ「いい誕生日になります」と笑顔を見せていました。

横山選手は来月下旬にも大阪市で入団会見に臨む予定です。