アマゾン 3か月間決算 前年同期比 売上げ13%増の21兆円余

アメリカのIT大手アマゾンの、9月までの3か月間の決算は、ネット通販や広告事業が好調だったことなどから13%の増収となりました。

アマゾンは26日、ことし7月から先月までの3か月間の決算を発表しました。

それによりますと、
▽売り上げは前の年の同じ時期より13%多い1430億8300万ドル、日本円でおよそ21兆4600億円

▽最終的な利益は前の年の同じ時期の3.4倍の98億7900万ドル、日本円でおよそ1兆4800億円と増収増益となりました。

これは北米のネット通販の売り上げが前の年の同じ時期と比べて11%増えたほか、広告事業も好調だったことが主な要因です。

このほか、AIを活用しているクラウドの事業も増収となりました。

会社は9月、アメリカの生成AIの新興企業への出資を発表したほか、最新の生成AIを搭載した小型スピーカーの新製品を発表するなど、生成AIの事業に力を入れていて、今後の業績への影響が注目されます。