会社によりますと、就活情報サイト「マイナビ」を利用している企業15社がインターンや本選考の応募者のデータを取得した際、システム障害のため、別の企業に応募した学生のデータが取得されたということです。
漏えいしたのは、氏名、メールアドレス、住所、電話番号、所属する学校などの個人情報、合わせて1662人分です。
就活情報サイト「マイナビ2023」「マイナビ2024」「マイナビ2025」に登録し、サイト上で企業に応募した一部の学生の情報が、去年2月からことし9月にかけて15社のダウンロードしたファイルに混在したということです。
ことし8月に、企業の1社から「データをダウンロードしたところ、他社への応募者と思われるデータが出力された」と指摘を受けて、漏えいが発覚したということです。
原因は、企業が応募者のデータをCSV形式でダウンロードする際の処理で、システム障害が発生したためだとしています。
マイナビは、情報が漏えいした1662人に連絡して謝罪を進めているほか、情報を取得した15社には、データの削除を依頼して了承を得たということです。
マイナビは「対象となった皆様には深くおわび申し上げます。本件の事態を重く受け止め、今後このようなことがないようより一層情報管理を徹底いたします」とコメントしています。
マイナビ 就活情報サイト応募者1600人余の個人情報漏えい
就職情報大手のマイナビは、就活情報サイトの応募者の管理システムで障害が発生し、1600人余りの応募者の個人情報を本来は取得できない企業が取得していたと発表しました。