“J-POP・アニソン海外に” 国内最大規模の商談会 東京 新宿

J-POPやアニメソングなど日本の音楽を海外に売り出そうという国内最大規模の商談会が、海外からのバイヤーを招いて26日から東京で始まりました。

この「東京国際ミュージック・マーケット」は20回目のことし、コロナ禍をて4年ぶりに対面形式で開催され、26日までの期間中、PRイベントなどを含め、およそ5000人が来場する国内最大規模の商談会です。

26日は東京 新宿区の会場に国内の大手レコード会社などが25のブースを出し、海外の26の国と地域から訪れた音楽関連企業のおよそ200人のバイヤーに、所属するアーティストのミュージックビデオを見せるなどしながら、人気のJ-POPやアニメのテーマソングなどを売り込んでいました。

ドイツから参加した男性は「日本のアニメやゲームの音楽を、主にレコードでドイツで販売しています。今後は日本のロックなども人気が出る可能性を感じます」と話していました。

主催者によりますと、商談会をきっかけに海外のレコード会社と契約が成立したケースや、海外でライブを開催した実績もあるということです。

商談会を開いた日本音楽産業・文化振興財団の後藤豊理事長は「インターネットを通じて音楽を聴く時代となり、海外進出のハードルは低くなったと思います。商談会が日本の音楽が世界に出て行くチャンスになることを期待しています」と話していました。