津島雄二氏 死去 93歳 厚生相や自民党税制調査会長など歴任

厚生大臣や自民党の税制調査会長などを務めた津島雄二氏が25日夜、老衰のため亡くなりました。93歳でした。

津島氏は旧大蔵省を経て昭和51年の衆議院選挙で初当選し11回連続で当選しました。

海部内閣と森内閣でそれぞれ厚生大臣を務めたほか、自民党の税制調査会長などを歴任しました。

また、平成21年の衆議院選挙に立候補せず政界を引退するまで、いまの自民党茂木派の源流となる「津島派」を率いました。

関係者によりますと、津島氏は25日夜、都内の病院で老衰のため亡くなったということです。

93歳でした。

長男の津島淳衆院議員「政治家のあるべき姿を背中で見せた存在」

亡くなった津島雄二氏の長男の津島淳衆議院議員は、国会内で記者団に対し「青森のことを常に頭に置き、政治家はこうあるべきだという姿を背中で見せた存在だった。政治家は国民への奉仕者だということを何度となく聞いた。そのことばの意味をもう一度深く考え実行したい」と述べました。