トヨタ 国内すべての工場で生産体制復旧 事故の原因調査へ

トヨタ自動車は、取引先の設備トラブルで停止が続いていた岐阜県の工場の生産ラインを26日朝から稼働させ、これで国内すべての工場が通常の生産体制に復旧しました。

トヨタは、今月16日に取引先のばねメーカー「中央発條」の工場で生産設備の爆発事故が発生したため、部品が調達できなくなり、グループ会社も含めて合わせて9つの工場で生産ラインが停止する事態となりました。

その後、部品の確保が進んだことから、24日、多くの工場で稼働を再開し、トヨタによりますと、唯一、停止が続いていたグループ会社「岐阜車体工業」の岐阜県各務原市にある工場も26日朝から生産ラインが稼働したということです。

これにより、国内すべての工場が通常の生産体制に復旧したとしています。

トヨタは取引先とともに事故の原因を調査するとともに、生産台数への影響について把握を急ぐことにしています。