全米自動車労働組合 フォードと賃上げなどで暫定合意と発表

大手自動車メーカー3社に対してストライキを続けてきたアメリカのUAW=全米自動車労働組合は、3社のうちフォードと、賃上げなどに関して暫定的な合意に達したと発表しました。UAWと3社の労使交渉で組合側が経営側と暫定的な合意に達するのは初めてで、残る2社に対して交渉を続けていくとしています。

UAW=全米自動車労働組合は、アメリカの大手自動車メーカーのGM=ゼネラル・モーターズやフォード、それに、クライスラーなどのブランドを傘下に持つヨーロッパのステランティスの3社との間で労使交渉が合意できず、先月15日からストライキを続けてきましたが、25日、フォードと暫定的な合意に達したと発表しました。

組合側は労使交渉を始めた当初、4年間で40%の賃上げを求めていましたが、フォードの経営側と4年間で25%の賃上げで合意したということです。

UAWと3社の労使交渉で、組合側が経営側と暫定的な合意に達するのは初めてです。

UAWは、ストを行っているフォードの3つの工場のおよそ2万人の組合員に対して仕事に戻るように呼びかけているということで、残る2社に対して交渉を続けていくことにしています。