きのこ採りに出かけ行方不明の3人 警察が救助 長野 伊那

行方が分からなくなっていたのは、いずれも伊那市に住む88歳と63歳の自営業、それに、27歳の自営業手伝いの親族の男性3人です。

警察によりますと、3人は25日の朝、伊那市の山林にきのこ採りに出かけましたが、日没を過ぎても帰宅しなかったため、25日夜、親族が警察に通報していました。

警察は、3人が遭難したおそれがあると見て捜索していましたが、26日朝6時ごろから、3人と断続的に携帯電話がつながるようになりました。

そして、26日昼ごろ、伊那市の三ッ石山の南側の沢のあたりで、63歳と27歳の男性2人が見つかり、その後、やや離れた場所で88歳の男性が発見されました。

3人は、午後2時すぎに警察のヘリコプターで救助され、市内の病院に搬送されました。

警察によりますと、3人とも命に別状はなく、会話もできる状態だということです。

警察は何らかの原因で3人が道に迷った可能性があると見て、当時の状況を詳しく調べています。