山田文部科学政務官が辞表を提出 週刊誌が女性問題報じる

山田文部科学政務官は、みずからの女性問題が報じられたことを受け、盛山文部科学大臣に辞表を提出しました。

山田文部科学政務官は25日、「文春オンライン」でみずからの女性問題が報じられました。

これを受けて、山田政務官は盛山文部科学大臣に辞表を提出しました。

山田氏は参議院比例代表選出の当選2回で56歳。

経営コンサルティング会社の社長を経て、平成22年の参議院選挙に、当時のみんなの党から比例代表に立候補し、その後、繰り上げ当選しました。

そして4年前の参議院選挙では自民党から立候補して当選しました。

マンガやアニメに詳しいことで知られ、ことし9月の内閣改造に伴って文部科学政務官に就任しました。

自身のホームページでコメント「深くおわび申し上げます」

山田文部科学政務官は、自身のホームページでコメントを発表し「このたびは、私の不徳の致すところにより、大勢の方々に多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、深くおわび申し上げます」と陳謝しました。

一方、「文春オンライン」の報道について一部事実とは異なる内容があるとして「早急な法的対応を検討する」としています。

盛山文部科学相 辞表受け取る「残念ですとお伝えした」

盛山文部科学大臣は25日夜、記者団に対し「山田政務官は『事実ではない』と重ねて言っていた。ただ、『こういうふうになっているので、一身上の都合で辞職します』という届はさきほど預かった。大変有能な方なので、残念ですとお伝えした」と述べました。