ラグビー 世界トップ12チーム参加 新たな国際大会創設を発表

ラグビーの国際統括団体「ワールドラグビー」は24日、2026年からヨーロッパの6チームと南半球の4チームに、今後、選ばれる2チームを加えた、世界のトップ12のチームが参加する新しい国際大会を創設すると発表しました。

新しい国際大会はイングランドやフランス、アイルランドなどのヨーロッパの6チームと、南アフリカやニュージーランドなどの南半球の4チームに、今後、選出される2チームを加えた12チームで行われる予定で、日本も参加を目指しています。

大会は12チームの総当たりで行われる見通しで、2026年から、2年に1回のペースで開かれる予定です。

また、2部リーグも創設され、2030年からは昇降格の制度も設けられます。

一方、来年からは、日本、アメリカ、カナダ、サモア、フィジー、トンガの6チームによる「パシフィックネーションズカップ」が毎年、開催されることもあわせて発表されました。

大会は3チームずつの2つのプールに分けて予選リーグが行われたあと、決勝シリーズが行われ、この決勝シリーズは日本とアメリカが持ち回りで開催地になるということで、2024年は日本で行われます。

日本ラグビー協会 土田雅人会長
「新しく始まる世界のトップが参加するリーグの2チームに選ばれるように、来年、再来年が非常に大事だと思いますし、ここで成績をださなければ選ばれないので、成績を出していくことが大事だと思う」