国際

CIA訓練のウクライナ情報機関 ロシア国内での暗殺事件に関与か

アメリカの有力紙は、CIA=中央情報局から長年、訓練を受けてきたウクライナの情報機関が、ロシアによるウクライナ侵攻以降、ロシア国内で起きた暗殺事件など秘密工作に関わっていたと伝えました。

アメリカの有力紙ワシントン・ポストは23日、複数のウクライナやアメリカの当局者の話として、アメリカのCIAから長年、訓練を受けてきたウクライナの情報機関が、ロシアによるウクライナ侵攻以降、ロシア国内で起きた暗殺事件など秘密工作に関わっていたと伝えました。

具体的には、去年8月、首都モスクワ郊外で走行中の乗用車が爆発し、プーチン大統領の外交政策に影響を与えてきたとされる思想家ドゥーギン氏の娘が死亡した事件では、ウクライナ保安庁の工作員がペット用のキャリーバッグに仕掛けた爆弾によって起きたものだったと報じています。

また、ウクライナ南部のクリミアとロシアをつなぐ橋で2度にわたって起きた爆発や、ことし5月にモスクワのクレムリンに仕掛けられた無人機による攻撃などにもウクライナの情報機関が関わったとしています。

一方、ウクライナ側が行った作戦そのものにはCIAは関与していないとしています。

これについてウクライナ側はコメントしていませんが、ロシア大統領府のペスコフ報道官は24日、「ウクライナの情報機関にアメリカやイギリスが関与してきたというのは、まさに、われわれが指摘してきたことだ」と述べ批判しました。

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