イスラエルのシンクタンク世論調査 政府への信頼度 20%に低下

イスラエルのシンクタンク、民主主義研究所は23日、10月18日から19日にかけてイスラエル国内の600人以上を対象に行われた世論調査の結果を発表しました。

それによりますと、
▽イスラエル政府への信頼度はことし6月時点の26%から20%に低下しました。

▽イスラエル軍に対する信頼度は87%と高い数字を維持しましたが、
▽軍の高官に対しては45%に低下しました。

▽ハマスに捕らえられている人質については49.5%が解放のためにハマスと交渉すべきだと答えましたが、
▽このうち戦闘を一時停止してでも交渉すべきと答えた人は17.5%でした。

また、
▽ガザの民間人のことを考慮すべきかという質問には、ユダヤ人に限ると半数近い47.5%が「考慮すべきでない」と回答しました。

このほか、
▽レバノンのシーア派組織ヒズボラとの戦闘を始めるべきかという質問には、43%が今すぐ始めるべきと回答した一方、
▽41.5%は戦闘を避けるべきだと回答し、意見が大きく分かれました。