野球日本代表【全名簿】井端監督の最初の国際大会メンバー発表

井端弘和監督が率いる野球の日本代表の最初の大会となる、来月の国際大会のメンバーが発表され、DeNAの牧秀悟選手や阪神の佐藤輝明選手など26人が選ばれました。

記事後半では26人のメンバー全員を紹介しています。

井端監督 メンバー26人を発表

野球の国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ」は、来月16日から4日間、東京ドームで行われ、日本、韓国、台湾、オーストラリアの若手選手で構成する代表チームが出場します。

参加資格は原則、24歳以下か、入団から3年以内の選手で、今月、監督に就任した日本代表の井端監督が都内で記者会見し、代表メンバーを発表しました。

ピッチャーは
▽プロ2年目で9勝を挙げた西武の隅田知一郎投手や
▽阪神の桐敷拓馬投手など、12人が選ばれました。

野手では
▽今シーズン最多安打と打点王のタイトルを獲得したDeNAの牧選手
▽オリックスの紅林弘太郎選手
▽阪神の佐藤選手
▽日本ハムの万波中正選手
▽阪神のドラフト1位ルーキー、森下翔太選手など、14人が選ばれました。

また、各チーム29歳以下で3人まで「オーバーエイジ」の枠が設けられていて
▽33セーブをあげたヤクルトの抑え、田口麗斗投手
▽プロ7年目で初めて10勝を挙げた西武の今井達也投手
▽3年連続で2桁ホームランを打った広島の坂倉将吾選手が、選ばれました。

日本代表は大会に向けて、来月上旬に宮崎市でキャンプを行う予定です。

井端監督「この大会を通して成長してほしい」

井端監督
「投手は速いボールを投げるピッチャーが右投げも左投げもバランスよくいるし、打線も長打力、スピード、そして守備もよい選手が選べたと思う。日本代表が初めての選手ばかりだが、優勝は当然のこととして、この大会を通してより多くの経験をして成長してほしい」

《日本代表メンバー(26人)》

(▼はオーバーエイジ枠)

◆投手(12人)

▽楽天:早川隆久投手
▽西武:隅田知一郎投手
▽西武:佐藤隼輔投手
▼西武:今井達也投手
▽巨人:赤星優志投手
▽ロッテ:横山陸人投手
▽ヤクルト:吉村貢司郎投手
▼ヤクルト:田口麗斗投手
▽阪神:及川雅貴投手
▽阪神:桐敷拓馬投手
▽中日:清水達也投手
▽日本ハム:根本悠楓投手

◇捕手(3人)

▽西武:古賀悠斗選手
▼広島:坂倉将吾選手
▽中日:石橋康太選手

◆内野手(6人)

▽DeNA:牧秀悟選手
▽阪神:佐藤輝明選手
▽オリックス:野口智哉選手
▽オリックス:紅林弘太郎選手
▽巨人:門脇誠選手
▽広島:小園海斗選手

◇外野手(5人)

▽ロッテ:藤原恭大選手
▽阪神:森下翔太選手
▽巨人:秋広優人選手
▽中日:岡林勇希選手
▽日本ハム:万波中正選手

《選出選手 談話》

DeNA 牧秀悟「自分のできることをやっていきたい」

ことしのWBC=ワールド・ベースボール・クラシックにも出場して優勝に貢献し、主軸としての活躍が期待される、DeNAの牧秀悟選手は「選出していただき、すごく光栄だ。井端監督が率いる初の大会で選出されたので、自分のできることをやっていきたい。初めて関わる選手も多く、コミュニケーションをとり、勝利にこだわっていきたい」とコメントしています。

阪神 佐藤輝明「選んでいただいて光栄」

阪神の18年ぶりの優勝に貢献し、中軸としての活躍が期待される佐藤輝明選手は「選んでいただいて光栄だ。侍ジャパンの一員として、井端監督のもとでしっかり自分の役割を果たし、アジアチャンピオンになれるように頑張る」とコメントしています。

阪神 森下翔太「『勝利』にフォーカスして」

ルーキーながらメンバーに選ばれた阪神の森下翔太選手は「大学時代に日本代表の一員として戦って、自分自身は結果が出ず、すごく悔しい思いをした。またこうしてプロの世界で侍ジャパンに選んでいただき、光栄だし、とにかくチームの『勝利』にフォーカスして、精いっぱい頑張っていく」とコメントしています。

オリックス 紅林弘太郎「勝利に貢献できるよう全力を尽くす」

オリックスのリーグ3連覇に貢献し、初めて日本代表に選ばれた、紅林弘太郎選手は「日本代表に選んでいただき、大変光栄に思う。日本の勝利に貢献できるように全力を尽くす」とコメントしています。

日本ハム 万波中正「日の丸を背負って戦うことは自分の目標」

今シーズン25本のホームランを打ち、初めて日本代表に選ばれた、日本ハムの万波中正選手は「日の丸を背負って戦うことは自分の目標でもあったので、本当にうれしい。初めての経験なので、侍ジャパンの勝利にしっかり貢献できるよう全力で頑張る」とコメントしています。