千葉市の過去ドメイン 無関係の第三者が取得 市が注意呼びかけ

千葉市が過去に使用していたインターネットのドメインについて、市とは関係のない第三者がオークションサイトで取得していたことが分かり、市が注意を呼びかけています。

「ドメイン」は、インターネットの特定のウェブサイトを表示する際、利用者が分かりやすいように設定されるウェブサイトの住所にあたるもので、アルファベットや数字などを組み合わせて誰でも取得することができます。

千葉市は、過去に使用していたドメインがオークションサイトで出品され、23日、22万円余りで落札されて市とは関係のない第三者が取得したことが確認されたと発表しました。

このドメインは「chiba-naraigoto.jp」で、令和2年度から3年度にかけて千葉市が緊急経済対策として実施していた「千葉市習いごと応援キャンペーン」で使われていたもので、市はすでに運用を停止しています。

市によりますと、ドメインは事業を終了してから一定期間が経過し、第三者が取得できる状態になっていたということで、今回落札したのが誰なのかやどのような目的なのかは分かっていないということです。

現時点で、このドメインを使用したウェブサイトなどは確認されていないということですが、千葉市はこのドメインが使われたサイトがあっても、市とは全く関係のないものだとして注意を呼びかけています。