新たな米大使に山田重夫氏 中国大使に金杉憲治氏を起用へ 政府

政府は24日の閣議で、新しいアメリカ大使に外務省の外務審議官を務めた山田重夫氏を、新しい中国大使にインドネシア大使の金杉憲治氏を起用する人事を決めました。

新しいアメリカ大使に決まった山田重夫氏は59歳。

昭和61年に外務省に入り、中国大使館やアメリカ大使館の公使、それに総合外交政策局長などを歴任したあと、ことし8月まで政務担当の外務審議官を務めました。

新しい中国大使に決まった金杉憲治氏は64歳。

昭和58年に外務省に入り、アジア大洋州局長や経済担当の外務審議官などを歴任し、2020年11月からインドネシア大使を務めていました。

新ロシア大使に武藤顕氏 大使の交代は8年ぶり

新しいロシア大使に決まった武藤顕氏は63歳。

昭和60年に外務省に入り、欧州局ロシア課長やロサンゼルス総領事、外務省研修所長を歴任しました。

ロシア大使はおよそ8年ぶりの交代となります。

このほか
▽国連日本政府代表部大使に、ジュネーブ国際機関日本政府代表部大使の山崎和之氏
▽インドネシア大使に、EU=ヨーロッパ連合日本政府代表部大使の正木靖氏
▽EU日本政府代表部大使にはイラン大使の相川一俊氏
▽イラン大使にはアメリカ公使の塚田玉樹氏がそれぞれ決まりました。

これらの人事は、24日付けで発令されます。