西・東日本 今夜遅くから大気不安定に 落雷や竜巻など十分注意

この時期としては強い寒気が上空に流れ込む影響で、西日本や東日本を中心に24日夜遅くから大気の状態が非常に不安定になる見込みで、気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、高気圧に覆われている影響で24日は西日本から北日本にかけて広い範囲で晴れましたが、このあと上空5500メートル付近にマイナス21度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。

このため、西日本や東日本を中心に24日夜遅くから25日にかけて大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雷雲が発達するおそれがあります。

気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に十分注意するよう呼びかけています。

この時期は大気の状態が不安定になりやすく、今月に入って北陸や東北、中国地方などで、すでに9回、竜巻などの突風が発生し建物の屋根が飛ばされるなどの被害も出ています。

周辺が急に暗くなったり冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中などに移動し安全を確保してください。