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三菱自動車 中国市場からの撤退を正式決定

三菱自動車工業は24日、中国メーカーとの合弁事業を解消し、中国市場から撤退することを正式に決めました。世界最大の自動車市場の中国はEV=電気自動車へのシフトが急速に進み、苦戦する日系メーカー各社が戦略の見直しを迫られています。

三菱自動車工業は、2012年から中国・湖南省で現地メーカーと合弁で車の生産を続けてきましたが、この合弁事業を解消することを24日開いた取締役会で正式に決めました。

中国での現地生産を終了し、新車販売についても在庫がなくなりしだい終えるとしていて、中国での自動車生産と販売から撤退することになります。

中国は、世界最大の自動車市場で、EVやプラグインハイブリッド車の普及が急速に進んでいます。

現地の新興メーカーとの販売競争が激しくなるなか、エンジン車が中心の三菱自動車は苦戦を強いられ、ことし3月から工場の稼働を停止していました。

会社は、今回の撤退に伴って2024年3月期のグループ全体の決算で243億円の特別損失を計上するということです。

会社としては、業績が好調な東南アジアに経営資源を集中させていくことにしています。

中国市場をめぐっては、ほかの日系自動車メーカー各社も販売の落ち込みが続き、EV事業を強化するなどの戦略の見直しを迫られています。

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