NPB FA権取得選手公示 国内外合わせて41人 西武・山川選手も

NPB=日本野球機構はFA=フリーエージェントの権利を持つ選手を公示し、ヤクルトの抑え、田口麗斗投手や、日本ハムの加藤貴之投手など国内、海外合わせて新たに41人が取得しました。

23日、NPBが公示したフリーエージェントの権利を持っている選手は106人で、このうち、ことし新たに
▽国内に限ったFA権を取得した選手は21人
▽海外を含めたFA権を取得したのは20人です。

今シーズンリーグ2位となる33セーブをあげたヤクルトの抑え・田口麗斗投手や、日本ハムの先発陣の一角として7勝をあげた加藤貴之投手、リーグ3連覇を果たしたオリックスの山崎福也投手などが新たに国内FAの権利を取得しました。

また、最多奪三振のタイトルを獲得したDeNAの今永昇太投手は、新たに国内FAの権利を取得する中、このオフにポスティングシステムを使って、大リーグに移籍するのか注目を集めています。

このほか、39セーブをあげて最多セーブのタイトルを獲得した楽天の10年目、松井裕樹投手などが海外FA権を取得しました。

一方、知人女性をめぐる一連の問題で球団から無期限の出場停止処分を受けた西武の山川穂高選手は、登録日数が条件を満たしていませんでしたが、けがで登録を外れた期間が特例措置で加算されて国内FA権を取得し、今後の動向が注目されます。

FA宣言できるのは日本シリーズが終了した翌日から、土曜日と日曜日、祝日を除く、7日以内となっています。