北海道鹿追町の庭園で紅葉が見頃 約300本が赤や黄色に色づく

北海道鹿追町にある庭園では、赤や黄色に色づいたもみじの葉が見頃を迎えていて、訪れた人たちの目を楽しませています。

鹿追町の庭園「福原山荘」は、北海道内でスーパーを展開する企業の創業者が昭和45年に整備した、広さおよそ9ヘクタールの庭園で、十勝地方を代表する紅葉の名所として知られています。

庭園は14年前から毎年、この時期に限定して一般公開されていて、ことしは気温が高く、葉の色づきが遅かったことから、紅葉の見ごろは例年よりも1週間ほど遅くなりました。

庭園に植えられたおよそ300本のもみじの葉は鮮やかな赤や黄色に色づき、多くの人たちが散策しながら風景をカメラに収めたり、子どもと記念撮影したりして、秋の風情を楽しんでいました。

北海道の音更町から訪れた70代の女性は「鮮やかな色がとても美しいです。ここに来ると気持ちが安らぐ気がします」と話していました。

庭園の紅葉は、今月29日まで無料で公開されています。