福井 駅前で「恐竜運動会」 子どもや大人が恐竜にふんして競う

福井市のJR福井駅前で、子どもや大人たちが恐竜にふんしてレースなどで競う「恐竜運動会」が22日開かれました。

この運動会は、恐竜の化石が多く発掘されている福井県で、恐竜を活用してにぎわい創出を目指そうと企画され、福井駅前の商店街には県内外の幼児から大人まで、およそ20人が集まりました。

参加者たちは、それぞれ恐竜の着ぐるみやお面などを身につけて3つの競技に参加しました。

このうち、恐竜の卵に見立てたボールを障害物をよけながらドリブルする競争では、衝撃を与え過ぎると2つに割れてしまうため、参加者たちはボールを慎重に足でつつきながら進んでいました。

また、「恐竜鳴き声大会」は、計測器を使って声の大きさを競うもので、参加者たちは「ガオー」や「ウオー」などと叫び、恐竜になりきって力いっぱい叫んでいました。

福井県越前市から参加した7歳の男の子は「恐竜の服を着て走るのは大変でしたが、とても楽しかったです」と話していました。