東海道新幹線 下り東京~米原 上り掛川~新大阪 運転見合わせ

東海道新幹線は午前11時前に愛知県内で発生した沿線の火災の影響で、下りは東京と滋賀県の米原の間で、上りは静岡県の掛川と新大阪の間でいずれも運転を見合わせています。

消防によりますと23日午前10時40分ごろ、愛知県知立市上重原町で近くを通った人から「のり面の草が20メートルほど燃えている」という通報がありました。

現在、消防車4台が出て消火活動にあたっていて、けが人や建物への延焼は確認されていないものの、東海道新幹線の線路の方向に煙が流れているということです。

JR東海では、作業員を現地に派遣して状況の確認を進めています。

線路沿いの「のり面」一部 草が黒く焼ける

NHKが上空から撮影した映像では、線路沿いの、のり面の一部で草が黒く焼けていて、消防隊員が2か所で放水している様子が確認できます。

映像からは炎や黒い煙などが上がる様子は見られません。また、周辺では隊員たちがのり面の状況を確認している様子も見られます。