政治

国土交通省 職員に二重出向 “疑念生むもので不適切だった”

国土交通省の海事局が、外郭団体に出向させた職員を直後に別の公益財団法人に再び出向させる二重出向をさせ、省内で、不適切だと指摘されていたことがわかりました。その後、再出向をとりやめていて、国土交通省は「疑念を生むもので不適切だった」としています。

国土交通省によりますと、海事局は2018年10月末までの4年間にわたり、あわせて2人の職員を、いったん外郭団体に出向させたうえで、再び東京の日本財団に出向させる二重出向をさせていたということです。

日本財団は海事局が監督する競艇事業を開催する自治体から交付金を受けています。

出向した職員2人のうち、1人は1週間後に再出向し、もう1人は出向と再出向が同じ日でした。

再出向の期間中、職員は国土交通省が発注した海洋開発に関する人材育成の業務に当たっていましたが、2018年9月になって国土交通省の人事課から、再出向は当初の出向の趣旨に合わないとして不適切だと指摘があり、とりやめたということです。

再出向させたことについて海事局は、外郭団体に出向させる職員が日本財団での業務に適任だったため、再出向の判断をしたとしています。

国土交通省は、二重出向について「疑念を生むもので不適切だった。今後は、疑念を招くことのないよう適切な人事運用を徹底したい」とコメントしています。

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