WBC日本代表で活躍したヌートバー選手が福岡で野球教室

WBC=ワールド・ベースボール・クラシックで日本代表として活躍した大リーグ、カーディナルスのラーズ・ヌートバー選手が福岡市で開かれた野球教室に参加し、子どもたちに野球の楽しさを伝えました。

福岡市のPayPayドームで開かれた野球教室には野球の経験がないという4歳から6歳の子どもたちおよそ150人が参加しました。

ヌートバー選手ははじめにWBCで注目を集めた「ペッパーミルパフォーマンス」をしながら登場し、「みんなと一緒に野球ができることを楽しみにしています」とあいさつしました。

そしてバッティングを体験するコーナーでは子どもたちがいいスイングをすると拍手をおくってほめていました。

的にめがけてボールを投げる「ストラックアウト」ではグラウンドにひざをついて子どもたちと目線をあわせて話していました。

子どもたちから質問を受けるコーナーでは「どうやったらヒットやホームランが打てますか」と聞かれたのに対し、ヌートバー選手は「楽しみながら練習することが一番大事です」と答えていました。

4歳の男の子は「ヌートバー選手はかっこよかったです」と話していました。

ヌートバー選手は「子どもたちと一緒に過ごして、自分の子どものころを思い出すいい時間だった。プロの選手とふれあう時間は子どもにとって大きいと思うので野球が広がる機会になればうれしい」と話していました。