フィギュアGPシリーズ 男子シングルSP 佐藤駿が3位

フィギュアスケートのグランプリシリーズが20日、アメリカで開幕し、男子シングル前半のショートプログラムでは、19歳の佐藤駿選手が自己ベストをマークして日本勢トップの3位につけました。

フィギュアスケートのグランプリシリーズは、世界のトップ選手たちが出場する大会で20日、今シーズン初戦となるアメリカ大会がテキサス州アレンで開幕しました。

初日は男子シングル前半のショートプログラムが行われ日本からは、ことし2月に行われた四大陸選手権で銅メダルを獲得した佐藤選手を始め3人が出場しました。

佐藤選手は、冒頭の4回転と3回転の連続トーループを決めたあと、次のジャンプには乱れがありましたが終盤のトリプルアクセルは決めました。

佐藤選手は、自己ベストを更新する91.61をマークし、ショートプログラムで日本勢トップとなる3位につけました。

このほかの日本勢では、佐藤選手と同じ19歳で昨シーズンの世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得した吉岡希選手も、自己ベストを更新する滑りで87.44をマークして4位、20歳の壷井達也は、72.57で9位につけました。

トップは、地元アメリカの18歳、イリア・マリニン選手で冒頭の4回転ルッツと3回転トーループの連続ジャンプを含め、すべてのジャンプを着氷させて唯一の100点台となる104.06をマークしました。