社会

鳥島近海で“軽石”見つかる 海保が注意呼びかけ 発生源不明

伊豆諸島の鳥島の近海で軽石のようなものが浮いているのが見つかり、海上保安庁は付近を通る船に注意を呼びかけています。気象庁によりますと、発生源は分かっていないということです。

海上保安庁によりますと、20日午後2時半ごろ伊豆諸島の鳥島から西に50キロほど離れた海上で軽石のようなものが南北80キロにわたって点在して浮いているのが見つかりました。

鳥島近海で今月2日以降地震活動が活発になったことを受けて、海上保安庁が航空機で上空から観測を続けていました。

近くには鳥島と孀婦岩の2つの活火山がありますが、噴煙や火山活動に伴う海面の変色などは確認されていないということです。

同行した東京工業大学の野上健治教授は、このエリアで活動的な海底火山は確認されていないことから、かなり深い場所で新たな火山が形成されている可能性もあるとしています。

海上保安庁は、航行警報を出して付近を通る船に注意を呼びかけています。

一方、気象庁は、軽石のようなものが見つかったことについて、発生源は分かっていないとしています。

気象庁によりますと、鳥島近海では今月2日から9日にかけて地震活動が活発になり、9日には伊豆諸島をはじめ関東や九州などで津波が観測されましたが、地震の規模や詳しい原因は分かっておらず、一連の地震と軽石のようなものとの関連についても不明だとしています。

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