繰り返し無免許で運転か 元静岡県議を書類送検

ことし8月、静岡市内で無免許運転を繰り返したとして、静岡県議会議員を辞職した中山真珠元議員が道路交通法違反の疑いで書類送検されました。

ことし4月の静岡県議会議員選挙で、最年少の27歳で当選した中山真珠元議員(28)は、ことし8月4日、静岡市葵区の横断歩道で、歩行者がいるのに一時停止しなかったことから、警察官に呼び止められた際、5月中旬の時点で運転免許が失効していたことが発覚するなどして、9月に県議会議員を辞職しました。

警察のこれまでの調べで、中山元議員は8月2日にも市内の運転免許センターまで車を運転し、免許を更新できなかったにもかかわらず、帰りも運転したことが確認されています。

このため警察は、中山元議員が無免許運転を繰り返したなどとして、20日、道路交通法違反の疑いで書類送検しました。

任意の調べに対し、元議員は容疑を認めているということです。

元議員の弁護士は「書類送検について、まだ連絡が来ておらず詳細を把握していないため、コメントは差し控えさせていただく」としています。