アーティスティックスイミング 乾友紀子選手が現役引退を発表

水泳のアーティスティックスイミングで日本のエースとして活躍し、リオデジャネイロオリンピックで2つの銅メダルを獲得した乾友紀子選手が現役引退を発表しました。

日本水泳連盟は20日、乾選手が現役を引退することを決断したと発表しました。

乾選手は滋賀県出身の32歳。

小学1年生でアーティスティックスイミングを始め、6年生からは、多くの名選手を育てた井村雅代氏が運営するクラブで指導を受けてきました。

長い足を生かした美しく、しなやかな演技が持ち味で、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、デュエットとチームでともに銅メダルを獲得しました。

おととしの東京オリンピックでは、3大会連続のオリンピック出場を果たし、デュエットとチームでともに4位となりました。

その後は、オリンピック種目ではない「ソロ」に専念し、ことし7月に福岡市で行われた世界選手権では、ソロの2つの種目で日本選手では初めてとなる2連覇を成し遂げるなど、長く日本のエースとして活躍してきました。

乾選手は、10月27日に記者会見を開く予定です。